2月半ばになると、もり組は、憧れのそら組さんから招待状をもらいます。
その時から、わくわくで招待日を待ちます。そして、いよいよ・・。
そら1組の「みんなにこにこたのしい劇場」を見てきました!
待ちに待ったそらぐみの劇場を見てきました!入り口には看板があったり、壁には飾りやプログラム、カーテンがついていたり、お部屋が素敵になっていました。
劇は大きな声でとってもかっこよかったです。もり1組の子どもたちはいつもとどこか違うペアのお兄さんお姉さん達にくぎづけ!〝いいお客さん〟でよく見ていました♪
そして歌♪ピシッと立って歌うそら1組さん!かっこいい!良い声でとっても素敵でした。
そんなそら1組さんからこんな事を言われました!
えぇー!びっくり!「いいよー!」と返事する子ども達もいました。お部屋に戻ってきて、「みんな何の劇を見せるの?」と聞いてみると、
「できないからやだ…」の子も。そうだよね..。今まで1回もやったことないもんね。うーん…。もり組でもできるお話ってなんだろう…?と考えていると、
「あっ!がらがらどん!」「てぶくろも出来るじゃん!」さっき心配そうにしていた子達も、〝それなら出来る!〟とうなずいていました。
ただ見せるんじゃなくて、本物=そら組みたいにやりたいそう。そら組のお部屋で見つけた飾りやカーテンを真似っこして、そら組みたいにやりたい!と言っていました。お客さんのイスを準備したり、劇も練習しなきゃね!と話していますよ♪
そうと決まったら、「看板作らないと!」「あっ!招待状と書く?」とやりたいことにつなげていく子ども達♪なんだか楽しくなってきました♪
園長先生のつぶやき
実はそら組は、劇をやる、となったときから、「お母さんや、もり組を招待して見せてあげよう!」と思っています。”おきゃくさん”という意識があるんですね。
一方、もり組は、遊びの中ではお客さんを呼んで見せたりしていますが、あくまで遊びの中。それがそら組が「劇場に招待してあげる!」と立派な舞台(まぁ、物理的には普段の教室なんですけど、気持ちの上ではすごく立派な舞台なんです)を見せてくれることで変わります。かっこいい!あんなふうにしてみたい!!と。だから、頑張れるんでしょうね。
なかの幼稚園が、先生が振り付けやセリフの割り振りをしないで劇を作るのも、こんな狙いもあるからです。自分たちで作る劇。自分たちが出来る劇。そして、各クラスで作っていくので、それぞれちょっとずつ違うんですよ。