なかの幼稚園「第53回卒園式」〜はばたけ!もっと、おおきなそらへ!

2021年3月18日。第53回卒園式がありました。今年は、87名が卒園でした。みんな、入場も式中の歌や名前を言う所も、よく頑張り、立派な姿を見せてくれました。

そして、本当に手前味噌で申し訳ないのですが、

 

「我らがPTA会長の挨拶、それに保護者の方たちの対応」

 

数々、ご紹介したいことがあり、ブログに載せさせていただきます。この卒園式の前後は、なかの幼稚園のことを保護者の方がほめて下さったのですが、この保護者の方のあったかさを自慢したい!と思うのです。

 

 

子ども達の卒園式は、、、

(写真:子供卒園式の様子)

クラスごとの式でした。その中で、子ども達は自分で入場のタイミングを計りったり、列でそろって着席する合図を確かめ合ったりと、さすが自分たちでよく進めて行ってくれました。

なかの幼稚園では、普段は授業のような生活をしていないのですが、ちゃんと必要なら座ったり集中したりを持続できる、と伝わってくる姿でした。

特に、本番前々日の子ども卒園式では45分の式の時間をよく集中して過ごしていました。学校に行っても、大丈夫だね。

この卒園式で緊張はありつつも、ニコニコ笑顔の子、また、張り切っている子、と前向きな表情がいっぱいだったのがうれしかったです。幼稚園で楽しく過ごせて、その延長線上にあるのは輝く日々への期待なんだろうな、と思いました。

 

 

父母の卒園式?

なかの幼稚園の卒園式は子どもがいるのは第二部。第一部は大人のみの参加です。

その中で、PTA会長の挨拶がありました。例年の会長も挨拶をして下さいますが、今年の挨拶は、「詩」の形でした。

なんでも、普通に考えたらすごい長文になってしまったので再考したらこの形になった、とのこと。素晴らしいと思ったので、最後に掲載させていただきます。

また、謝辞もいただきました。これもその謝辞の内容を感謝状に仕立てて下さり、いただきました。

 

園長先生
感謝状を拝見してビックリ、なんと保護者の方全員の写真が入ったものでした!なんてすごい!

 

また、内容もありがたいのです。保護者の方が、大事と思ってくださっていたことが伝わるものでした。

 

感謝状

貴園は常に子どもの気持ちを「ど真ん中」に置き、目線を同じにして一緒に考え、小さな思いに寄り添い、支え、そしてたくさん笑い、親にも子にも心の根っこを育ててくださいました。

 

強風にも突風にも負けない心の根っこは、何ものにも代えがたい宝物です。この宝物をくださったことに感謝を表すとおもに、これからも園を応援し続けます。

 

2020年度 そら組卒園生 父母一同

 

外に出れば、この日の為に手芸サークルの中で、卒園児の保護者が作って下さった手作りの看板もあり。パッチワークの布は他の方も御協力いただいたとのこと。園長のわがままで「手作りの看板があるといいな」といったのをかなえていただき、ありがとうございました。

 

 

園長先生のつぶやき

 

この日、一度式が終わって解散した後、謝恩会に代わる「ありがとうを伝えタイム」(PTA命名)がありました。卒園式ではお礼などを言えなかった先生にありがとうを伝える機会を!という事です。

思っていたより大勢が集まり(園庭なので、換気はばっちりです)、普段園に来れない理事長も来れて挨拶をして、、、最後に、もう終わる、という時にお母さん達がサプライズでPTA会長への「ありがとう」を伝えていました。保護者同士も感謝を伝えあえるって、すごい!なんてあったかい方たちに囲まれた幼稚園なんだろう、と、感激した一日でした。

 

保護者の方から、「去年は、出来ていたことが、あれもできなくなったこれもできない、というのだったけれど、今年は『この中で何ができるか、どうできるか、限界に挑戦!』みたいで楽しかったです」と言われました。

 

園長先生
たしかに!できない、できない、ではなくてやれることは何か、と考えた一年でした。だから、喪失感だった去年と違う印象なんですね。充分充実した一年でした。そら組さん、卒園おめでとう。はばたけ、もっと、おおきなそらへ。

 

2020年度PTA会長挨拶(一部、名前などは省略してます)

「めんどくさい山」

 

子どもの入園と同時に、私たちは中野上町にある、めんどくさい山へ登り始めた

 

毎日のお弁当、一日参観、山のような箱の処理、会話の宿題、行事ごとの感想文、係の仕事、さらには親の劇

 

この山は なかなか険しかった

 

でも 私たちは

 

いっぱい 笑って

 

いっぱい 喋って

 

いっぱい 支え合い助け合って登った

 

時々泣くこともあった

 

けれど ふと隣を見ると 私たちが登る山より

 

はるかに険しく高いめんどくさい山を先生たちが笑顔で登っていた

 

その姿に勇気をもらった

 

今日、私たちはこのめんどくさい山の頂上に立っている

 

登りながら得た 親子の絆と仲間との絆を胸に この頂上に立っている

 

ここから見える景色は 素晴らしく美しい

 

みんなと同じ時代に、めんどくさい山に登ることができて よかっ

 

これからはそれぞれ違う山に登り始める

 

でも、私たちの絆は離さないでおこう

 

めんどくさい山は日本一素晴らしい山だ

 

これからもずっと

 

なかの幼稚園に 感謝と敬意を込めて、挨拶と代えさせていただきます

 

2020年度PTA会長

 

みんながつくし組の入園式「おんぶだったね」

 

みんながもり組。「この箱も、お家の力。」

 

参観。「参観でなくて参加だ」

 

みんながもり組の時の生活展「絆」

 

幼稚園の庭「中野上町にある」

 

 

 

 

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