なかの幼稚園で大人気!「ミニトラック」の秘密!?

松井先生
お疲れ様です!今日も子どもたちが、なかの幼稚園で大人気のミニトラックを走らせていますね。
田倉先生
そうですね。嬉しい限りです!
松井先生
では、今日は、ミニトラックについて、いろいろ「秘密」があるようなので聞かせてください!

 

 

早速、ミニトラックの秘密を探ってみました!

既製品を使用していた頃

ミニトラックを作り始めたきっかけは?

田倉先生
昔は既製品を買っていて、一時期はヨーロッパから取り寄せていました。でも子ども達が毎日使うと、1年でダメになる。さらに、メーカーの生産中止に。

メーカー在庫も無くなった頃、恵子先生(元園長先生)が「トラックはやっぱり欲しいなぁ」と呟いているのを聞き、まず、1台作りました。5年前くらいかな。

松井先生
1台作ってみた?!さすがです。

 

 

今までに何台くらい作られたのですか?

田倉先生
全部で40台くらいかな。今園庭に置いてあるのは20台。

なかのは、子どもがけんかするくらいなら、たくさん用意しよう!というところがあるよね。ブランコも、10台あるし。こんなにたくさんある幼稚園は珍しいんじゃないかな。

 

 

工夫している点は?

こんなにすり減ってます

田倉先生
まず、タイヤの位置です。タイヤの高さがしっかりあることで、多少の段差も乗り越えられる。

あと、タイヤとタイヤの間の軸の固定。釘で固定しています。そうすることで、左右どちらかのタイヤが動かない、といったことを防ぎます。

あと、2年に1回点検しています。毎日使っているとこの軸が擦り減るので、軸が細くなりすぎているものがないか、壊れそうな部分はないかを確認しています。

 

 

松井先生
ここの出っ張りはなんですか?
Aくん
持つところだよ!
松井先生
あ、そうか!
田倉先生
そう、持ち手がないとすべっちゃって押しにくいからね。
松井先生
なるほど!

 

 


部品や設計図も見せてくれました。シンプルな構造で、修理もしやすいように工夫されています。

 

 

子ども達に人気の理由は?

田倉先生
走らせるのが好きなんじゃないかなぁ。自分の力で動くことを知ると、どんどん走らせたくなる!広い園庭を縦横無尽に走らせる楽しさ!
松井先生
ミニトラックを走らせたり、ミニトラックに乗ったり。触れる・つかむ・動かす、といった手の動き、足の動き。どこに行こうか、見て・考えて、からだ全体を使っての感覚も育まれますよね。
田倉先生
お友達と走らせる・先生と・一人で、など。楽しみながら、子どもの発達にも役立っているんだろうな。

 

 

ガソリンスタンド

松井先生
ガソリンスタンドもありますよね。3個ありますね!
田倉先生
はい、これは既製品のトラックの頃からあったかな。最初は給油ノズルはペットボトルでした。それを、渡辺先生が木で作ってくれて。今の形になっています。
松井先生
給油ノズルが2つある!友達と一緒に給油できるから良いですよね。よくやすりで削ってあって、大きさも、ちょうど子どもが持ちやすいですよね。

 

園庭を見渡すと、色々なところにミニトラックが!

 

松井先生
砂場の前!

 

松井先生
お部屋の前や滑り台の前!

 

松井先生
色々な子が、自由に走らせたトラック!

 

松井先生
田倉先生!今日もミニトラックは子供達に大人気ですよ!

 

 

園長先生のつぶやき


トラック、人気ですよね。まだ走るのとかおぼつかない年齢の広場の子でも、好きな子います。
これが、手作りで来た時は、画期的でびっくりして嬉しくて、と気分が相当上がったのを覚えています。

わたし的には、子どもと一緒にトラックを走らせてグルグルとサーキットのように走っていると、単純に楽しい!と思います。一緒に走ってて楽しいというか、ランナーズハイというか、、。スピード出て楽しいって、モータースポーツの楽しさなのかな?とさえ思った事があります。動力は人力ですが。

 

園長先生
大人でこれで遊んでみるとわかりますが、腹筋・背筋がいるし、全身の筋力があって初めてスピードが出せるので、絶対発達に役立ってると思います!

 

大人で、最近体力とか落ちたな〜と思ったら、子どもと一緒にトラックで遊んでください。あっという間にエクササイズできますよ!

 

 

 

2 件のコメント

  • 田倉先生が作っているって知りませんでした。
    私も作ってみたいなんておもいました。
    ミニトラ制作講習会なんてないですよね。
    子ども達は、幸せです。
    いつもありがとうございます

    • 廣岡さん

      コメントをいただきありがとうございます。

      ミニトラ制作、ぜひ田倉先生に聞いてみて下さいね。

      きっと熱心に制作方法を教えてくれると思います。

      なかのの子ども達の幸せは、保護者の皆様のお力添えのおかげです。こちらこそありがとうございます。

      (松井)

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