2020年度の入園式の様子です!「4月にやれるのか?でも、スタートできないなら改めて新生活のスタートの時に入園式をしよう!」と延期をしてほぼ2か月でした…それでも「ここからスタート!」という式が出来たと思います。
- 歌「動物村」
- 理事長挨拶
- PTA会長挨拶
- 園長挨拶
- お楽しみ「荒馬座」
- クラスごと、ライオンペンダントのプレゼントなど。
理事長のあいさつをお便りの後に載せてあるので、ご一読下さい。その午後は年中・年長組も荒馬座を見に来ました。そんな様子を、年中組のお便りから紹介します。
なかの幼稚園「入園式」〜荒馬座見ました!
3日午前中は入園式。幼稚園が初めてのもりぐみさんとつくしぐみさんが集まって、入園のお祝いをしました。
そして、午後はもりぐみとそらぐみが集まって荒馬座のお楽しみを見ました!ようやくこの日、クラス全員が集まりました!思わずバンザイもしちゃいましたよ♪嬉しかったね♪
もりぐみとそらぐみのみんなが集まると荒馬座の登場。太鼓のドンッ!!という始まりの音に目がキラキラな子どもたちです。(少しドキッとした子もいますが)
太鼓に合わせて手をたたいたり、荒馬踊りの〝ラッセーラー!〟という声に体が揺れたり。楽しんでいました♪
そして〝獅子舞〟も登場です。「こわいーー!!」の子ももちろんいましたが、どの子もよく見ていましたよ。今年はみんなの近くに獅子舞は来ず、遠くからみんなの中の悪い虫を食べてくれました。遠くなら大丈夫?頭を前に出して「食べてー!」という子どもたち、可愛かったですよ♪
そしてそのあとは…荒馬座が見終わったところで、「どうだったー?」と聞いてみると、
の声が!その日はこのまま降園だったので、「明日荒馬ができるように用意しておくね!」と約束しました♪
そして翌日。お家でも「ラッセーラー♪」を歌っていた子もいたようで、荒馬が大盛り上がり!登園するや否や、「あれ(手をパクパク動かしながら)作るんでしょ?」とやる気満々な子も。
お部屋でしばらく踊ると、「お客さん呼ぼうよ!」と椅子を並べる子どもたち。他のクラスを呼んで、〝荒馬ショー〟をやりました。
園長先生のつぶやき
今年は獅子舞も、ソーシャルディスタンスでした。何回も、出来るかを含めて打ち合わせをした荒馬座公演。日程も時間も演目も、相当わがままを聞いてもらいました。
獅子舞も、最初は「こわいかな?例年と違ってクラスが始まってすぐだと無理なのか?!」と違うのにしてもらう事に…でも「悪い虫を食べてくれる」のが獅子舞、このコロナを吹き飛ばすには絶好の演目!と考え、結果、線を引いて「ここからはそちらには行かないよ」をはっきりさせることで、演じてもらいました。
でも、江戸の舞い方ではもともと、直接頭をかむのではなく空を噛んで虫退治するそうなので、かえって古典に戻った演舞だったそうです。子ども達も、頭を差し出す仕草が上手でした。
例年、見た後に楽しかったものを再現するのが醍醐味なのですが、今年はクラスに戻って集まっては無理だし、できないかな‥と思っていたのですが、どっこい子どもはたくましい!外でも、椅子をひっくり返して太鼓に見立てたり、次の日に再現したり。
さて、理事長の祝辞です。今年は、初めてブログにも掲載します。最初の挨拶は、入園式で皆様にお伝えしたもの。次の文は、「入園式に大事なことを伝えてなかった!」という事で「ぜひ読んで下さい!」という事でした。
理事長挨拶
令和二年度「新入園児、ご家族の皆様に」
八王子中村学園なかの幼稚園
理事長 中村健
入園 おめでとうございます。本来であれば4月にお子様の入園とご家族の皆様にご挨拶申し上げなくてはならなかったのですが、こうした状況のもとお祝いの言葉を申し上げるのが遅くなりましたことご容赦ください。
そして、数ある幼稚園、保育園の中から、なかの幼稚園を選んでいただきましたこと感謝申し上げます。
お弁当の幼稚園、参観日など、ご家族の皆様にお願いすることも、多々ある幼稚園です。それでも、なかのを選んでいただけた、ご家族のみなさまの我が子への思いと、なかのの子どもへの願いと、が重なった結果だと思っております。
皆様のなかのへの期待に、力強い後押しをいただいていると感じております。 そんなご家族のみなさまの思いに応えるべく、子どもを真ん中に置いた、子ども達の豊かな生活を、ご家族の皆様と共に創り出していきたい、職員一同、 そう願っております 、よろしくお願い申し上げます。
このコロナ禍の中、4月から6月まで家庭で過ごすよう要請はあったのですが、自由登園、園庭開放、なかのクラブなど、子ども達のため、なかのができることを模索し進めてまいりました 。
こうした対応が子どもにも職員にもリスクのある行為であることは承知しながら、なかのを選んでくださっているご家庭です、手洗い、マスクなど、新たな生活習慣にしっかり対応していただいているという信頼のもと、また幼稚園もご家族の皆様から信頼していただける様、努力をしてまいりました。
まだまだ、コロナと共に進める生活は続きそうです。それでも園とご家庭との信頼関係を土台に、子どもを真ん中にした、園生活を作り上げていきたいと願っております。
ご家族中で、その愛情に包まれ育ってきたお子さん、本日、確かにお預かりいたしました。子どもと、ご家族の皆様と、職員と、充実した園生活を創り出せるよう努力してまいります。
本日は、ご入園、おめでとうございます。
「入園式に伝えられなかったこと」
本来なら4月に先生と子供と新しい仲間と出会って生活が始まるのですが、今年の事情から6月まで延期することになりました。そして晴れた庭に親子で集まっていただき入園式が始まりました。
私も早い段階で挨拶をすることになっていました。例年では、私が卒園式入園式の挨拶をするのは子供が会場出てから保護者の方に向かってだったのです。
子供と保護者の方の前に出て話を始めると突然上がってしまいました。40年もこの仕事をしていてなんという失態。
その挨拶の中で重要なキーワードを忘れてしまいました。
「今日からみんな、なかの幼稚園の子なんだよ」
そうなんです。みんなはお父さんお母さん家族に囲まれた大地の子なんだけど、今日からはなかのの子どもで、なかのの子は強い!そして鳴き声も大きい!なかのの子は優しい!そして困った時は先生と困ったことを乗り越えていく!今日からみんなは、なかのの子になったんです。
この1文を忘れたのでブログに載せさせていただきます。ごめんなさいね、リモートワークが長くなって少しボケてしまったのかもしれません。
とにかく皆様入園おめでとうございます。また数ある幼児の施設の中からなかの幼稚園を選んでいただけたこと感謝申し上げます。その期待に応えるべく職員一同精進して参りますよろしくお願いします。
令和2年6月4日
八王子仲村学園 なかの幼稚園理事長 中村健