宝物が届く幼稚園!?なかの幼稚園を支えてくれる方達!

12月7日、8日、2024年の「生活展」が無事開催されました!

今年も多くの人でにぎわい、楽しい時間となりました。近隣の学校の先生、幼稚園の先生方も来園くださり、嬉しかったです、ありがとうございました。

 

この生活展で、多くの人がホールに集まっている段ボールの動物たちをみていきます。年中もり組が作る、この動物たち。毎年、色々な形の動物たちが集まります。

今年も、子ども達より小さいくらいのフラミンゴから、大人よりはるかに背の高いキリン、子どもが何人も乗れるくらい大きいゾウやライオン、えのぐや色紙で色もついた動物、とさまざまな動物がいました。

この動物、大きなものを作る前に、小さい箱でも作る時期があります。小さい箱でも、色々な形の動物ができます。

 

「ここで、お気づきでしょうか!?写真から伝わると思いますが、なんたって、数が多いことに!」

 

これは、もともとに、

 

「子どもが思う事を好きに作ってみて欲しい!」

「楽しいと思ったら、何回も繰り返し楽しんでみることも大事!」

「友達のを見て、新しい技術があったら自分もやってみて欲しい!」

 

などを願っているため、1人1つ、などではなく何回でも作れる事を想定して材料を用意して提供しているからです。なので、材料置き場はたくさんの材料を並べます。

 

ビックリされることもあります…

 

「なぜ、こんなにあつまるのか?」

 

これは、保護者が子ども経由で持って来てくださるのと、元保護者が集めてくださったり届けて下さっている物なんです。

今日はそんななかの幼稚園に関わってくれている方々のご紹介です。

 

 

子供の「楽しい」を支えてくれる方々

登園してくるときに、持って来てくれる

保護者が持たせてくださるのも、頭が下がります。日々の中で、幼稚園の為に箱を捨てずにとっておいてくださる、というひと手間。

なかには、細長い箱・キラキラの箱など子供に人気なものを沢山集めて届けてくれたのが分かる一袋もあります。

このおかげで、色々な種類、素材の箱が集まり、子どもが自由に製作に取り組むことが出来るんです。保育をお家の方に支えてもらっているな~としみじみ思います。

 

仕事上の箱を、貯めておいてくださる方もいます!段ボールは、高さや大きさが揃う箱というのはなかなかないので、仕事で集まるものは助かります。

リンゴの箱、ミカンの箱は硬くて人気が高いです。御近所のお店に頼んでいることもありますが、なかには元保護者でもうお子さんは卒園してしばらくしているのに毎年届けて下さる方もいます。

 

美容師の方が、ヘアカラー剤の箱を用意して下さるのですが、なかなかこれだけの細さ、長さ、そして数が揃う事はないので、ありがたいです。動物の足、キリンの首やゾウの鼻等たくさんのものに変身します。

 

この1箱で、約100個の牛乳パック

今年、「すごい!」と感激したのは、保護者で「何かに使えるかも、と思い貯めていたもので」と言ってたくさんの牛乳パックを持って来てくださった方がいた事です。

牛乳パックは、硬いので、組み合わせて組み立てると、子どもが乗っても平気です。

ただ、組み合わせるので、大きな動物を作るにはたくさんの数が必要になる。一段の足4つを用意するのに32本。ちょっと足を長くするなら64本。それが何体もできるって、相当な数が要るんです。

 

動物の足が、組み合わせた牛乳パックなのが見えますか?

いつもこの時期は牛乳パックが不足します。例年、沢山ありますよ、とたくさん持って来てくれる方は数名いますが、今年は桁が違いました。

 

「その数300越え!?」

 

ちゃんと数えてはいないのですが、大きな箱に入れたら1箱で100個近くはいったので、さかのぼって考えて300はくだらない、もしかしたら400も超えているかも、というのが分かりました。

動物の他にもたくさんの物に変身して、子どもの楽しいを支えてもらいました。ありがとうございます!

 

 

園長先生のつぶやき


「折り紙は、一人二枚まで」「工作は、一人一つ」と、何かをするときに数が決まっているという話を聞くことがあります。

でも、こどもって、面白くなってくると、確かめるようにたくさん作るものだと思うんです。同じ物だったりちょっと違うものだったり。

折り紙を折って、わかった!という時には同じものを繰り返し作って楽しみます。そのわかった!とか、楽しい!というエネルギーが、作ったもので良く伝わってきます。

 

サンタさん。何個作ったんだ!?って、笑ってしまいました!

そんな時、沢山の素材が必要になります。折り紙は、一袋用意すれば100枚あります。これは電話又はメール一本でそろいます。

でも、製作の素材は、もう少し大変です。80人以上が、何個も作るってことは、素材も何百個かいるということです。

そういう時に、制限なく「好きに作っていいよ!」と言えるのは、この素材を揃えるのに保護者や地域のお店の方が手伝って下さっているからだと思います。

すべての素材を買っていたら、こうはできないでしょう。(素材を取りに行く職員の努力もあります。先生達もいつもありがとう!)

 

この箱の使い方、箱がたくさんあるからできる発想ですよね!

また、そもそも買ったものでは素材のバリエーションが足りないかもしれません。

違う素材がたくさんあるから、いろんな違いが生まれる。ないから工夫する。

 

足。色々組み合わせて長さを整えたんです!

面白いですよね。もちろん、牛乳パックとか、ある程度の同じサイズが揃うものもありますが、これはこれで同じ物から違うものが生まれてくるので、また面白いんです。

これを支えてくれているのが、素材を仕分けする先生達もですが、持たせてくれる保護者です。宝物がとどくな~、とありがたく思います。

 

 

 

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