幼稚園の2歳児クラス(満三歳児)、その年に3歳になる子達のクラス。
その説明をしていて、「2歳って、保育園でしょ?」という声と、「保育園と幼稚園の違いって、なんなの?」という質問がありました。
そうですよね。そして、私も通わせている人にとっては、保育園と幼稚園の違いってどうなのだろう?と思ったので、なかの幼稚園に今は通っているけれど、その前は保育園に通わせていた、という方たちにインタビューしてみました。
ひとつ、もったいぶった前置きです。
保育園と幼稚園で迷っている方には、参考になるかと思います!
【インタビュー その1】Aさんの場合
お姉ちゃんがなかの幼稚園卒園後、末っ子は保育園→ひよこ組
その保育園だけかもしれないけど、朝の時などに泣いちゃったときに、先生が「いつものことだね」と当たり前になっていたので、子どもも”もっとアピールしないとみてくれない!!”となっていくのが分かった。
あと、保育料も無償化の分があるから、だったら保育園の必要はないな、と思った。異年齢であそべるし、のびのび過ごせてよいなと思って!
お姉ちゃんが通っていたので、卒園までの生活を知っていて、「先生の対応を信頼してます!泣いても、受け止めてくれるとわかっているから、預けて仕事に行けます。」と言ってくださいました!
【インタビュー その2】Bさんの場合
お兄ちゃん在園、下の子は保育園→ひよこ組
あと、預かるだけと、行事とかがあるのが違うかな。お芋掘りとか、運動会とか。製作とか絵を描く頻度とか。(なかのは)しょっちゅうやってますよね!
実は、「ママ友なんて面倒、そういうの苦手」というのがお兄ちゃんの時に最初に出会った時のBさんのお話だったのを覚えていたので、ちょっとしたおしゃべり出来るのが「良い所」にあげてもらえて感激でした!
「お家の人が孤立しないで子育てできること」
これを目標の一つに考えているので、Bさんが人間関係が苦手な人への配慮も言いつつ、自分はおしゃべり出来ることが楽しめていると伝えてくれて、インタビュー忘れてバンザイしそうになりました。
ひよこ組が昼寝できていないのは、今年度昼寝をうまく取り入れられなかったので、来年度2023、もう一度チャレンジする予定です。
【インタビュー その3】Cさんの場合
第一子、保育園→年中スタート時に転園
たとえば、一人で作ってみて、それもできるよ、て自信になって、そのあと何人かでやろう、とか。保育園は、何をしているかわからなかったので。
あと、近所の人に、なかのは行事をよくやっていると聞いて。この先の学校までの二年間をどう過ごして欲しいか考えて、いろんなことを経験してほしいと思って選びました。個別で見てくれるから安心です。
Cさんの「やっていても、伝わってこないんじゃ意味ないですよ」は、私たちにも同じ事だ、と身が引き締まりました。保育のねらいが、きちんと達成できて子どもが成長できること。がんばります!
【インタビュー その4】Dさんの場合
お姉ちゃん在園、下の子が保育園→来年度ひよこ入園
(なかのは)自由だし、面白そう。楽しく過ごせるだろうな、と。何かやらされるのは合わない子だろうな、と思っているので。3歳になったら、無償化の対象になるのも大きいかな。生まれ月で、ずーっと負担があるなら、考えたと思います。
Dさんは、ここで過ごすのが楽しそうだから、というのがストレートに伝わってきました。きっと、お姉ちゃんも楽しく過ごせているのでしょう。よかった!
園長先生のつぶやき
保育園と幼稚園の違いは?とインタビューする前は、もっと、制度的なこととか、預けることに対してのコメントがあるのかな、と思っていました。
答えを聞くと、子どもの充実度もありますが、先生の子どもへの対応と、親同士も含めてのやりとり、というのが大きな熱量で語って下さいました。
子どもを預けるうえで、安心や信頼、というのが大きな要素となるのは、考えてみれば当たり前なのかもしれません。子どもが安心して預けられるから、仕事に行ける。仕事をする保護者だからこそ、そこは重要な要素になりますね。(もちろん、仕事をするしないにかかわらず安心して通えることは大事です。)
たぶん、給食がある方が楽です、とか、いろいろ言いたいこともあったのでは、と思いましたが、なかのの良い所を挙げていただいたインタビュー。
それは、「なかのだったら、これはやってくれますよね!?」という期待でもあると思います。お弁当だったり、他の幼稚園よりもきっと手間のかかるなかの幼稚園。その手間よりも、なかのに預けることでのメリットを選んで下さった皆さんの期待に、これからも応えていきたいと思います!