そもそも「なかののいいね」って何?ってことですが、手前味噌で大変申し訳ありませんが、、、
すごいことですよね、、、保護者の方が中心になって幼稚園の事を一冊の冊子にしてくださるなんて、、、涙
もちろん、なかの幼稚園としての理念や先生がやっている意図なども記載されていますが、そもそもの「なかの幼稚園のここがいいね!」というのは保護者の方から集まったものなんです!!
園長が感動に浸っているのはさておき、、、
「なかのはこんなこと考えて子供たちに接してくれてるんだ!」
「なかのの行事ははこんな思いでやってくれてるんだ!」
「保護者の方はこんなふうに感じているんだ!」
などなど、今まで気づかなかったことがわかる「なかののいいね」、ちょっと抜粋的な感じにはなりますが、ここでも紹介させてください!
なかの幼稚園が最も大事だと思うこと!
一番大事なことは、「遊び」です。なぜか?それは「なかの幼稚園が願うこと」からわかります。冊子の3ページから引用すると、
子どもが生き生きと生活する。
生活することを通して諸能力をのばしていくこと。
自分達の生活を自分たちで進める。
これがなかの幼稚園の願いです。それには、子どもが「行きたい!」と思える園生活があることが必要です。
子どもが「幼稚園に行きたい!」と思うには、「〇〇で遊びたい」「〇〇ちゃんと遊びたいな」そんな思いが必要です。そこには、好きな遊びがあって、好きな仲間がいる。
好きなことをする時が、一番吸収できるのは、大人も同じだと思いますが、子どもは生活そのものから学んでいきます。「これは勉強」「これはあそび」と区切るのは、大人の都合です。「楽しいがいっぱいある事、遊びが充実しているということ」は、学びも、ひいては生活も充実していきます。
なかの幼稚園の遊びはいつも子どもがド真ん中!
「子どもの気持ちを一番に考えてくれる。」
「保護者が楽できるように、保護者同士のトラブルが起きないように・・、保護者からのクレームにつながらないように・・。そんなことばかりが優先される風潮の中、子ども達のことを第一に優先していただけることが幸せです」
「子どもが真ん中」そりゃそうなんです。子どもの為の空間と時間が幼稚園ですから。先日、実習生にも言われました。「こんなに、子どもが一番の園は初めてでした」と。
でも、こんな理想を実現できるのは、「保護者の協力あってこそ!」だと思っているので、お家の人のコメントが、ホンっトにありがたかったです。目に見えないところを評価してくださるから、前に進めます!
だから、砂場も毎朝シャベルで掘り返して、柔らかくします。(泥汚れを嫌がるお母さんもいますけど、子どもは砂場好きです。)園庭が濡れて遊べないなら、スポンジでふき取ってドッチボールできるようにします。(ボール取り合ってけんかになる事だってあるけど、そんなトラブルも必要です)
一斉活動に参加できない子にも、なぜできないかの気持ちを聞いて、出来る限りの対応をします。大変といえば、大変です。でも、その先に笑顔があるのがわかっているから、がんばれるんです!
なかの幼稚園はお弁当にこだわっています!
はっきりいって、今の世の中、給食の方がウケます汗 「毎日お弁当」は時代に逆行しているのかもしれません、、、それでも、変えたくない理由がいくつもあるのです!
- 子どもが自分たちの手で準備できる!
- お家の人とやり取りがある。手紙の様にお弁当を通して様子が伝わりますよね!
- 自由度が高い。遠足や散歩に突然行けるのも、毎日がお弁当だからこそ!
- 個人に合わせられる。アレルギーも好き嫌いも、合わせて作れます!
- お家の食材が豊かになる!
- 愛がある。子どもは、お弁当が好き!(これは、負担になる人もいるし、食べきれ子もいるのですべてに当てはまるわけではないですが、愛情のやりとりはあります)
「さあ、息子の幼稚園選びどこにしよう。と何件か幼稚園を周り、最後にここで葛藤したのだ。そう‥お弁当。ままま毎日おべんとう。
お弁当VS給食、大変VS楽。
なかの幼稚園の保育の内容が素晴らしい!と思いながらも、手作りお弁当が・・。
中略
いざ、なかの幼稚園に入園してみると、手作りお弁当であることで、たくさん良いことがあって、たくさんのご褒美がある!
このコメントの中略部分にドラマがたくさんあるんです!!全文が長くて乗せられないので、ぜひ、下記の原文をご覧ください!
なかの幼稚園の行事は単なるイベントではなく何を体験させたいか!
「当日の発表の結果がすべてではなく、そこに至るまでの経過を大切にし、子ども達が相談しあい一つの物を作って行く様がすごい」
「1年間の子ども達の生活が、次の年への生活へとつながるように組まれている所が見事!」
なかので一番面白いと言われているランキング1位は、、、?
「お泊り会~なかので一番面白かったことランキングは間違いなく一位!」
劇の会「やらされている、しゃべらされている、ではない。その時の子どもたちができる最高のげき。親もやるのか、、と思いましたが、子どもは喜ぶし、以外と楽しく、ママたちとのきずなも深まる!」
なかの幼稚園の運動会は保護者の方を涙させるためにしているのではありません笑
運動会。人気かどうかはともかく、幼稚園の一年で一番白熱する瞬間は、運動会の年長組のリレーです。間違いないです!
あの、たった4~5分の間に子どもは全力でバトンを繋ぎ、その姿に多くの保護者が応援で叫び、涙が溢れます。たぶん、保護者には入園からの3年や4年分の思いが溢れる一瞬です。
なんでそんなに涙??というのは、クラスでとことん話し合うからで、その中で良いも悪いも子どもがぶつけ合い、クラスの価値観を作り上げ、それに向かってその子なりに頑張るからです。
幼稚園の先生向けの講習会で、「このダンス、ここでポーズ決めて、シャッターチャンスです!」などのポイントを押さえる講座もあるのですが、保護者にどう見えるかは、なかのでは狙っていません・・。ビシっと整列するのを見せる運動会でも、ありません・・。もっと、大事なものを狙ってます!
「運動会の悔しい&万歳。仲間との喜びと悔しさの共有。表現すること。自分の思いを伝えることへつながっていくと思い、とても素敵な場面で好きです」
なかのの幼稚園バスは単なる通園のためだけではありません!
バスも、一つの保育の場面です。バスが、楽しい時間になると、幼稚園の生活にも弾みがつきます。それを支えるのがバスの先生。
「バスの先生がとても優しい。毎日会えるのがとても嬉しい!」
「バス停で待っていたら、近所の人に『今日が遠足?』とよく聞かれる。リュックと水筒姿と、わくわくして幼稚園に通う姿は、遠足かな?と思わせるみたいですね。」
預かり保育「なかのクラブ」は自由がいっぱい!
預かり保育。普段の保育時間以外の時間を預かる保育。今の社会状況には、欠かせないシステムになってきました。それだけに、ここが充実できるようにと思っています。
基本は、なかのクラブの部屋ですが、そこを拠点に園庭でもホールでも遊べます。また、なかのクラブでしかできない遊びもあります。その一つが自転車。子ども達は大好きですね。また、臨機応変に受付できるようになっています。(行事前や、入園したての頃など、一部に許可がいることもありますが、基本当日申し込みです)
「予約制ではなく、当日にお願いできるので、使いやすい。」
「幼稚園に行き渋る時も、『なかのクラブだよ』というと、『行くー』になってくれます」
保護者の方からこんなにもたくさんの感謝のお気持ちを頂けました!
「毎日お弁当を作ってくれ」「汚れた服を持って帰るかも」「月に一回は参観か行事があるから、園に来てくれ」・・。たくさんのお願いをする幼稚園であること、保護者の負担はとても大きいこと、自覚しています。
「担任の先生を心から尊敬することができるのも、親としては幸せです」
「放課後に幼稚園に行くと、先生方が頻繁に打ち合わせをしている姿を見ます。子ども達は「ただ遊んでいる」わけではない。先生方が綿密に相談していき、子ども達の次のステップへのきっかけ作りなどの準備をしていって下さることで、子どもたちの充実した生活と成長があるのだな、と感謝の気持ちでいっぱいです」
「子どもが入園してわかった。『日本一幸せな幼稚園』本当にそうです!胸を張って言いたい!!」
園長先生のつぶやき
「お母さん達が協力的で、優しくて、いい人多くて楽しくて気さくで、雰囲気も居心地もいい!」というコメントがあったのですが、本当です。
いい人が多い!ビックリします。幼稚園に対しての感想をまとめて、しかも良いコメントだけで50ページの本にする!感謝しかありません。
実は、この本を作る話が出た後、私がまとめようとした時に全く進まなくてどうしようかとオロオロしていた時期があるのです。それが、「私たちで進めますよ~任せてください」と、なった後からあれよあれよと形にしてくださり、「ここはもう少し幼稚園の思いをコメントにして下さい」「ここはイラスト載せましょう」「ここについて、インタビューで深堀していいですか?」と、充実の紙面になる案もたくさん出してくださいました。おかげで、素敵な本ができました!
「なかのいいね」のPDF版は下記からダウンロードできます。ただ、容量が大きいので冊子版がご希望の方は園長までお声がけください!